30歳で年収600万円は、年齢×20(万円)を満たしており、世間一般的には恵まれている模様です。が、以前にもこちらの記事(日本学生支援機構奨学金の返済1000万を抱えた年収600万サラリーマンの実態 - うちのパパは毎日ノー残業Day)でお伝えした通り、日本学生支援機構奨学金の返済が重くのしかかっています。
どの程度の苦しさを背負っているのか、その実態を公開します^^:
借金1000万円世帯のリアル生活設計
我が家の家計は基本的に私が管理しておりますが、原則『家計簿』をつけているわけではなくて、生活設計と呼ばれるものを作って管理をしております。収入から使い道を振り分け、あとは科目ごとに管理するという形です。そんな我が家の生活設計がこれだ!!
前提条件
- 専業主婦家庭(3歳と0歳の子持ち)
- 下表の収入は月額給与の手取り(ボーナスは含まず)
夫の収入(手取り) | 284,000 |
妻の収入(手取り) | 0 |
その他収入(手取り) | 0 |
収入計(A) | 284,000 |
家賃(共益費込) | 87,200 |
バイク駐輪場代 | 3,240 |
バイク任意保険代 | 2,400 |
バイクガソリン代 | 1,000 |
保育料 | 0 |
教育費(チャレンジ) | 2,500 |
貯蓄 | 0 |
奨学金返済 | 46,000 |
生命保険・医療保険(夫) | 13,000 |
生命保険(妻) | 2,200 |
携帯代 | 18,500 |
通信費 | 4,500 |
水道代 | 4,000 |
ガス代 | 6,500 |
電気代 | 13,500 |
食費(外食費込み) | 34,000 |
生活雑貨等 | 10,000 |
電車交通費 | 6,000 |
タクシー代 | 2,400 |
カーシェアリング(基本料込) | 2,000 |
夫小遣い | 17,000 |
妻小遣い | 8,000 |
支出計(B) | 283,940 |
収入(A)-支出(B) | 60 |
収支プラマイゼロでこれにボーナスもあるんだろ!という声も聞こえてきそうですが、毎月の給与から貯蓄がまったくできていないんですよ、我が家…これ結構ストレスフル。賞与や児童手当があるとはいえ、毎月トントンの収支なので、一時的に貯蓄しているところから補てんするなんてこともあります。
さらに、現在は長男が3歳になる歳なので問題になっていませんが、来年度からは毎月の保育料が月4万円弱上乗せされます。給与が月12,000円上がる見込みですが、完全に破たんしていますね^^;
問題意識を持つべき箇所は大きく2点!
問題意識を持つだけでは何も解決になりませんが、再認識することが重要!^^
奨学金の返済がある中で、家賃が割高
ちまたで言われる家賃の目安は年収の2割~3割程度ですね。中間で考えると年収の25%ですから、ひと月当たり12.5万円となります。我が家では住居に関する固定費は90,440円ですから、家賃だけ見ると適性の範囲内です。
ただし!これに奨学金の返済を上乗せすると途端に13万円を超えてくるので適正範囲内を超える形になります。手取りとの割合を考えると50%程度なので、かなり家計を圧迫していることが分かります。
携帯代・通信費が月に2万円以上
ファイナンシャルプランナーの回答で「格安スマホ等に移行して通信費の減額をはかりましょう」というものがありますね。うちは真っ先に指摘されそうですw
携帯電話に絞ると、月額の通信料は少ないものにしているのですが、通勤時に通話しっぱなしにするので通話し放題のプランを外せないんですよねぇ。しかしこれもガラケーとの2台もち+格安SIMで改善は可能か?
ボーナス頼みの生活設計は骨太家計とは程遠い…
何度も言いますが、月額の給与からまったく貯金に回せておらず、貯蓄はボーナス頼みという非常に危険な状態であることは一目瞭然です^^;
学校職場ということもあり業績連動の賞与ではないため「必ず入るもの」として生活を回していますが、生活の安定運用のためには改革のメスを入れる必要がありますね。改めて痛感…
ジン様のブログに記載の皆様は家計きれいにまわりすぎ、うらやましい(泣)
なにはともあれ、家計改善のポイントは減らす(固定費の削減)と増やす(収入源の複数化、投資)。今は基本的に増やすに注力をしている状況ですが、減らす実行していかなあきませんね。