うちのパパは毎日ノー残業Day

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私立の高校・大学職員視点から見る高校教員の時間外勤務の実態

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私立学校法人に転職してからもう2年以上経ちました。自身は事務職員という立場であり、担当業務はコントローラブルなので毎日ノー残業を敢行してますが、大半の教員がとても遅くまで働いてはりますね^^;

 

保護者は、『教員は夜でもおるのが当たり前やろ!』という勢いで夕方から夜遅くまで電話かけてきはりますけど、教員にも健康で文化的な生活が保障されてるんだからやめたげてーと思います。そばで見ている中の人が時間外勤務の実態をお伝えします!

 

何を時間外勤務とみなすか?

 

うちの先生達は平日は8時30分〜16時半、土曜日は8時30分から12時半が就業時間となってます(休憩時間1時間含む)。法定労働時間内ではありますね(^^)どの辺りを時間外勤務とみなすかなーと考えると、

 

  • 就業時間より早く来た時間
  • 就業時間後の部活や生徒対応、補習
  • 休日の部活引率

 

は時間外勤務とみなして差し支えないでしょう。

 

就業時間より早く来た時間

 

私は色々あってから、事務職員の中で暗黙の了解であった30分近くの早出(もちろん無給!怒)を辞めることにしてます。まだ早く来ていた頃には職員室に用事で行くこともありましたが、若い先生を中心に7時半過ぎには来てはりましたね^^;

メンバーはまぁだいたい固定ですが、ここですでに1時間の早出勤務が確定です。そうでなくても生徒の登校指導のために定期的に30分以上の早出が強制されます。

 

就業時間後の部活や生徒対応、補習

部活はほぼ全ての教員が顧問に割りてられてますから、週に3日以上は19時頃まで残らざるを得ないようです。さらにそうじゃない日でも生徒の相談対応や勉強の質問対応、自身の教材研究などで同じくらい残ってはります。

休日の部活引率

どんな弱小クラブでも、大会前には毎週のように日曜日に校内練習したり他校に練習試合に行ったりしてはります。そやし、日曜日でもまるっぽ休みになる日はほとんどないご様子。最低4-5時間は部活に拘束されてますな。

 

時間外勤務に見合う報酬はあるのか? 

これがねー、微妙なんですよね( ´Д`)y━・~~

まず朝の早出ですが、当然なーんにも出てません。『勝手に早く来たんだもん、給料なんかでる訳ないよね?(^^)』てなもんです。


次に就業時間後の部活や生徒対応、補習。部活はほら、あくまで『生徒の自主活動』ですから、それに付き添ってるだけですしおすし。生徒対応も命令してないし…ねぇ?という具合です。補習についてはさすがに手当てが出てるようです。50分だか90分だかで何千円かだったと思います。


最後に休日の部活引率。生徒の自主活動とは言ったものの一応休日出るんだから手当は出しますよ!でもほら、自主活動の付き添いだから、こっちの温情でだすだけだからね?ってな具合の5千円未満支給です。

 

結論、時間外勤務に手当てが全く見合ってねー!!。゚(゚´Д`゚)゚。

 

法的な問題は?

 

時間外勤務に対しては実働時間に全然見合わない雀の涙ほどの手当てしかつかないことが分かりましたね。ではどんな法的な問題があるでしょうか?

 

労働基準法36条 時間外・休日労働協定

 

いわゆる36協定ですね。うちは36協定はきちんと締結してますけど、月に22-24日程度出勤すれば、どんだけ少なくても毎月60時間程度は時間外労働を行なっていることになります。厚労省が示している時間外労働の限度に関する基準を大幅に超えますね。

 

労働基準法37条 時間外、休日、及び深夜の割増賃金

 

いやーなんというか、払ってないですよね^^;私立学校の教員は民間企業のサラリーマンと同じですから、公立学校の教員に適用される『時間外労働は原則認めませんし時間外手当も払いませんよ法』は適用されません。法定労働時間を超えた部分については当然割増賃金が支払わなければなりません。

労働時間は『使用者の指揮命令下にある時間』で、かつ残業指示命令は黙示でも有効です。このことも踏まえると授業準備や登校指導の時間について、労働者が『自主的に』働いた時間とみなすのは苦しいですよね。ちまたで噂になっている部活引率についても同様です。生徒の自主活動という名目とて、学校内の然るべき機関で顧問の割り当てが承認されているのに、指揮命令下外であるという理論は通用しないでしょう( *`ω´)

 

給料が高ければいいという問題ではない!

 

教員の基本給は職員である我々より数パーセント高いです。定年間近の基本給上限も5万くらい職員より高いです。これは公立学校教員の『調整手当』にならって、割増してると考えられます。

 

が、やはりわりには合わないんじゃないかなと思います( ̄^ ̄)実労働時間で月額の支払い総額を割れば明らかに私より低くなるでしょうし。費用対効果のことしか考えない私には絶対務まらない職業です 笑

 

それでも教員が法律を盾に大きな声をあげないのは、教員自身が教職というものが聖職であり賃金の割の良さではかる仕事ではないという矜持をお持ちだからなんでしょうね。経営側はいつまでもそこに甘えていると、しっぺ返しくらうんちゃうかなーと思うんですが。実際訴訟されてる学校もあるし…もっと教員の労働に見合った学校運営できる方法を模索しなければなりませんね。

 

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